サンパウロで行われたデモの現場へ。
いさおさんとその友人であるフリーカメラマンさんに同行した。
今回は公共交通機関の無料化とワールドカップ反対を主張するデモで、規模は千人弱くらい。
過激なデモで有名な集団が加わっており、さらに世界中のマスコミが100人くらい押し寄せているから、注目度はかなり高かった。
半数近くのマスコミがヘルメット、ゴーグル、ガスマスクを装備。
なかには防刃ジャケットを付ける人も。
もはや投石や催涙弾の使用が前提になっている。。
まあ、これだけ注目を浴び、ある意味過激さが期待されてしまうとどうなるかは容易に想像できる。
ほとんどの人は正当なデモ参加者で、自分たちでルールを守りながら行進しようとするが、一部の過激な参加者が途中からヒートアップ。
通り沿いにある建物(政府系)に投石や破壊行為を行うし、ワールドカップのスポンサーであり政府系と言われる大手メディアのカメラマンが乗った車を襲撃するし、どんどん過激に。
そのたびにマスコミが群がり、カメラを向ける。
もはやデモより先に歩いていればどこが襲われそうかわかってしまい、そこにカメラマンが待機していて、何かやらなきゃみたいな空気も漂う。
一人が始めると、バイオハザードのゾンビのように他の人も群がり、そこに倫理観はもはやなくなり、ただただ負のエネルギーが増幅されるだけ。
よく海外のデモがテレビに映像として流れていたが、その過程を肌で感じた。
なるべく遠くから見ていたけど、それでも正直マジ怖かった。。
過激なグループの情報を入手し、どうもデモ最終地点までは押さえろという指令が出ているそうで、最後まで行くとどうなるかわからない。
素人は離脱して、おとなしくワールドカップ日本戦を見たほうがいいということで最終地点に行く前に引き上げた。
今回は警察も来なかったからまだおとなしいそうで、警察が来るとお互いボルテージが上がってもっとすさまじいことになるとのこと。
すでに破壊行為が行われているのに、警察来ない方が被害を拡大させなくていいってどういうことかと思いつつ、無事に帰宅。
近寄るなと言われれば絶対そうなのだが、行かなきゃわからないこともある。
今回は諸々の情報を踏まえ、リスクを考えたうえで行くタイミングと引くタイミングを判断した。
結果としてはいい経験になったけど、リスクと好奇心の天秤はやはり難しい。
I went seeing a demonstration march in Sao Paulo with my friends.
There were less than 1000 people and about 100 members of the press.
A part of people joined this demonstration attacked some buildings may be concerned in the government.
I'm really scared...
yohei
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