~Heart of Japan 企業家インタビュー~
北村 英樹氏
「日本人としての誇りを胸に中国とインドで現地法人を立ち上げてきた現代の侍(京セラインド社長)」
Heart of Japanの取材でインタビューさせていただいたインドで活躍中の北村氏は35年前に世界放浪の一人旅をしていた。
自分も現在旅をしているということで話は大いに盛り上がり、その詳しい内容もインタビュー記事に載せたかったのだが、文字数を考えて今回は割愛させていただいた。
ただ、特に印象的だった話が一つあったので、旅人向けのこのブログで紹介したい。
学生時代の世界放浪の旅で得たことは?----------
「自信」かな。
田舎の鹿児島にいた時は海外の人と話ができるなんて思ってもいなかったし、むしろ怖かった。
性格的にもどちらかというと引っ込み思案だったし。
でも、それが旅に出て、性格ががらっと変わった。
ガイドブックもインターネットもないからとにかく人と話をするしかないし、英語を話すしかないじゃん。
必要にせまられて何でもがんがんやるし、そのうちそれがおもしろくておもしろくてしょうがなくなって。
できないことだらけだったのに、それがこんなにできるのかと知り、もちろん問題もいっぱい出てくるけれど、全部なんとかなることがわかってきた。
鹿児島にそのままいたらありえない世界だったね。
明らかにすごい自信になって、帰った時にはできないことはないと思っていたよ(笑)
企業の採用面接を受けようと決め、受ければ最終面接まで全部いった。
落ちるわけないと思っていた。
それくらい当時は誰もしていないような経験をしてきたから。
絶対自分を落とすわけないと思ったよ(笑)
それくらいの自信がつくような旅にできた。
旅に行く人はいっぱいいる。
後は活かせるか活かせないかだけの話だと思う。
旅して出会った人の中には、そういう旅をしてたらあかんって人もいたし、それは旅とは違うよねと思う人もいた。
でも、しっかり旅していた連中は今でもやっぱりすごいよ。
かっこいい生き方をしている。
だから、いつも言っているのは「地球に線を引っ張れ、点で終わるな。」ということ。
お金もかかるけど、時間もかかるけど、それだけ色んな人に会って、色んなこと考えて、やっぱり人生経験が豊富になるし、自信もそれなりに持てるようになる。
大事なのはどう活かすかだ。
そういう経験は若い時にしかできない。
学生であれば1年間休学しようが2年間休学しようがやったほうがいい。
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いよいよ自分の旅も終盤戦。
未来の自分が誇れる思い出や経験を一つでも多く作っていこうと思う。
今はまだ目立たなくてもいい、でも確実に未来に向かって線を引き続けていきたい。
yohei
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